生活について

マイママ保健室Q&A赤ちゃんのたくさんの「???」にお答えしています。

5つのサクランボ

生活について

生活リズムってみんなどうしてきっかけ作ってるの?

生まれて間もない時期はなんだかずっとおっぱい飲んでいるような感じですよね。
おっぱい以外のものを口にするころから赤ちゃんにもリズムが出てきます。
そのきっかけを考えてみましょう。

生活リズムの確立って難しいですよね。
マイママでは教室に参加したことで少しずつリズムがついてきたという方も多いようです。
生後間もない時期の母乳を飲んでいる赤ちゃんは特にリズムが定まりにくく時間を決めた授乳を考えすぎるとお母さんもつらいですね。
きっかけとしては、おっぱい以外のものを口にするころからリズムを意識して朝おきる時間、夜寝る時間のリズムを作るといいかもしれません。
赤ちゃんの平均睡眠時間は多少個人差もありますが、お昼寝とあわせて大体10~12時間。
朝起きたら必ず「おはよう!」って元気に声をかけてあげましょう。
そして、ほっぺに「ちゅう~」「今日もママと楽しく遊ぼうね」ってにっこり。
素敵な1日の始まりです。

お顔を拭いてからおっぱいをあげたり、おっぱいといえども「いただきます・ごちそうさま」っていってみたり。
時間がある時は授乳後少しゆっくりお話ししてみるのもいいですね。
生後5カ月~6か月くらいになって離乳の準備が始まってきたら時間を決めて摂取するようになります。
このあたりから生活リズムを作り上げていくきっかけを作っていく人が多いようです。
しかし、それまででもできることは、朝はできるだけ決まった時間に起こす。
きっちりとはいかないけれど大体時間をきめて授乳をする。しばらく遊ぶ。昼寝をする…
それぞれの家庭の状況に合わせて少しずつ、できるだけ毎日同じ流れになるようにしていくといいでしょう。
ただし、2~3日リズムが崩れたからといってあせることはありません。
体調が悪い時や、用事があってどうしてもいつもと違う生活になることもあります。
そんな時はいつもの状態になってから戻していくようにしましょう。

過去の掲示板の書き込みにこのような質問がありました。

お風呂が先?ごはんが先?
ほとんどみなさんの家庭では「ご飯が先」それから「お風呂」のようでした。
生活リズム、家事の段取りなどからも「ご飯が先」に済むご家庭もありますし、先にお風呂を済ませてから夕飯の方もありました。
でも、パパが入浴のお手伝いをしてくれる時は「お風呂が先」でも問題はありません。
子どもたちの成長の時期によっては、興味が外に向いて遊びもいっぱいしたいし、季節によっては汗もかくので「お風呂が先」になることもありますので生活の中で無理のないように臨機応変に対応してください。
「先にお風呂に入ってしまうと、そのまま寝てしまうことがあるのでご飯が先」という家庭が多いように感じました。
入浴の効果は、身体をきれいにすることに加えて1日の疲れを取り、リラックスできるという点からも入浴後の睡眠は大人も子どもも効果的といえそうですね。
これからは、たくさん身体を動かすことが増えます。たくさん遊んで、しっかり食べて、夜はゆっくり休むようにしていきましょう。

手づかみ・・・みんなどうして食べてるの?

「手で食べてほしくない!!」
しかし、それは成長する過程で最初に体験したほうがいいようです。
自分でやりたい気持ちとまだまだ上手にできないいろんな動作。
離乳食を進める中で、毎回の食事で「握っては、ポイ!」「口に入れないでくちゃくちゃ」で床も身体もどろんこまみれ。
汚すこともつらいけどちゃんと栄養は足りているのかな?って心配をするお母さんもおられます。
身体の発達から心の成長へと大きな階段を上り始めた赤ちゃんたち。
今は、汚すことも大切。食べることも必要。
赤ちゃんの前には少しだけ取り分けて自分で工夫しながら食べることの応援をしてあげましょう。
まだまだ、ほとんどの食事はママが食べさせてあげることで栄養を満たしてあげてください。
遊び食べを始めたり、うろうろ動き出したりして興味を示さなくなったら食事は片付けましょう。
汚れているところは、「きれいにしようね」って声をかけながら「気持ちよくなったねー」と言って「ごちそう様」にしましょう。
ご飯の時は、新聞紙やナイロン風呂敷を床に敷いて汚れてもいいようにしておくと後始末が楽ですよ。
子どもは汚すもの。
こうしてきれいと汚れを理解するのです。
「一緒にきれいにしようね」ってお口の周りや手をふいてあげましょう。
少しずつ手ではなくスプーンやフォークを使う練習もしていきましょう。
スプーンを持って上手に食べることができるのは1歳6か月を超えたころになります。
しかし、最初から使える赤ちゃんはありません。
なんでもそうですが経験や学習重ねて使えるようになったり、上手になったりします。
それまではスプーンも遊びの一つなのかもしれません。
上手に食べられないことを遊びながら嬉しそうにしたり、食べたいのにうまくいかずに泣いて怒ったり。お母さんにとっても根気のいる時期ですね。
子どもの表情もそれぞれです。

こんな時は

遊びだしたら…
ある程度食べられていたらお片付けしましょう。
床には新聞紙やシーツを引いておくと後片付けが楽でいいですね。

食べたいのにうまくいかないで怒ってしまう場合…
体験が学習に変わる時です。
スプーンの上にさりげなく食べ物を乗せて口まで運んであげてください。
うまくいったら「おいしいね」って声をかけてあげると次への励みになります。

道具の使い始めはうまくいくまでお母さんが食べる量について応援が必要です。
どのくらい食べられたかしばらくは確認しておくようにしましょう。