五感を使った育児がしたい

初めての育児は「どうしていいかわからない」ことが多かったように思う。

長男は、早産で生まれたため、おっぱいを飲むことができなくて・・・

どうして飲めないのかがわからなくて・・・

それは最初、不安から始まって、悲しみに変わり、心と身体の疲労につながっていった。

母親の疲労は子どもにも伝わるのでしょうか。

子どもの「泣く、寝ない、飲めない」が母親の心に「不安、悲しみ、イライラ」をもたらし、悪循環の繰り返しがしばらくは続いた。

そんな繰り返しの中にも、転機はやってくる。

それは、子どもの笑顔だった。

きっと、繊細なんだろうな・・・ちょっとした事にも反応を示す姿を見ながら、この子に合わせてみようと思うようになってからは、なんだか気持ちが楽になったような気がした。

いろんな子育ての本が出ているけれど、わが子に合うものはなくて、読めば読むほどつらくなる・・・

だから、育児書はもう読まないことにした。

それよりも、わが子を見て、さわって、匂って、話しかけて、声を聞いて・・・

そんな、五感を張り巡らせるほうが、もっと、いいことがわかってきた。

おっぱい飲むときは「おいしいね?」って声をかけながら、笑ってあげると、おっぱいもおいしくなるのかな。

身体もいっぱいさわってあげると気持ちいのかな。

おっぱい飲んだ後、いい匂いがするね。その匂いをかぐために顔を近づけると嬉しそうだね。

「うまうま、ぶぶ・・・」そんな声が出た時は、ママもいっぱいお話するよ。

あんまり難しく考えなくてもよかったのかな。

なつかしいなぁ・・・

今じゃ、「おっかぁ、めし」と心配しなくてもたくさん食べるようになったよね。