初めての育児

お腹の中で『ぴくぴく』と初めて胎動を感じたあのときの感動は今でも鮮明に覚えている。
日に日に大きくなっていくお腹をパパと一緒のさすりながら、とにかく元気に生まれて欲しい。
毎日そう願いながら生まれてくる日を心待ちにしていた。

初めて見るわが子は35週で生まれ、小さく感じた。
赤ちゃんというのは「当たり前に」おっぱいを吸う力があると思っていた。しかし、わが子はおっぱいを吸う事が分からないようだった。

どれだけ、口をおっぱいにつけても、お腹がすいても、「吸い付く」という反応を示さない。
生まれてから体重が増えないことから始まった「育児の不安」

それからは、毎日が「ブルー」になった。
とめどなく流れる涙・・・
誰の言葉も耳に入らず、帝王切開で1700mlの出血があり、母体の回復も悪く、悪循環を起こしているのが自分でも分かった。

妊娠したときの感動とは程遠い出産後の「ブルー」
2週間してようやく退院できたが、身体も心もヘトヘトに疲れていた。

しかし、退院後はなんとなくホッとできたのか・・・そこからやっとわが子がおっぱいを飲みだした。

家に帰ってからも生まれたばかりの赤ちゃんに振り回される毎日

おっぱいを飲んでネンネしたかと思い寝させると泣く。抱っこしないと寝ない。また、おっぱいを欲しがる。
寝たかと思えば数分でおきてまた、激しく泣く。

毎日この繰り返しが続いた。
おっぱいは溢れるほど出ているのに・・・
オムツはぬれてないのに・・・
「何で泣くの?????」

こっちまで涙が出るよ・・・

何ヶ月続いただろう・・・
もう、くたくたになって、つらくて、苦しくて、悲しくて。
いいことなんて、何もない。

でも、2ヶ月を過ぎる頃からわが子が笑い出した。
「あ?、ちゃんと成長してる!!やった!!」

ほんのちょっとしたこのきっかけが自分の心を変えた
嬉しくて、かわいくて、言い尽くせないほどいとおしい。

「よかった。元気に育ってくれて」

母と子って心もつながってるのかな・・・・・
こんなに小さくても母親の顔をしっかり見てるんだ。もう少ししっかりしなくっちゃ。
もう一回、ゆっくり頑張ってみようかな。